ヒンディー語はじめました

ヒンディー語初心者が、日々の勉強をさぼらないために作成する、自分自身のためのブログ。

文字(デーヴァナーガリー文字)を覚えよう(4)~発音に癖がある子音~

  デーヴァナーガリー文字4回目は残りの子音をやっていきたいと思います。

 

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 母音とごっちゃになっていて分かりづらいのですが残りの15字があります。その中で先生から現在ヒンディーではあまり使わないので覚えなくてよいとされた2字を除く13字を見ていきましょう。

1段目
   भ               घ               ध               झ               ढ
バハ行    ガハ行    ダハ行    ザハ行    ダハ行
2段目
   फ               ख              थ               छ               ठ
パハ行    カハ行    タハ行    カハ行    タハ行
3段目
  ण                 श              ष
ナ行        シャ行    シャ行

  ヒンディー語の先生に見られたら怒られそうな文面ですが、そり舌音とか軟口蓋音とか言われても日本人には難しいですよね。
   これ使用頻度で分けられているわけではないんですね。書いていて気が付きました(笑)。ख(カハ行)、झ(ザハ行)、 घ(ガハ行)は結構な頻度で使われてる印象ありますし。文法的に言えば有気音がこちらに来てるわけですね。
  次回は母音記号と子音との結合について見ていきましょう。

文字(デーヴァナーガリー文字)を覚えよう(3)~よく使われる子音~

 デーヴァナーガリー文字3回目はよく使う子音をやっていきたいと思います。よく使うというのは個人的な使用頻度ではなく、客観的な基準からです。その客観的な基準が下の画像ですf:id:sevensbird:20200104174857j:plain

これはデーヴァナーガリー文字のタッチパネルです。左側の点線〇があるのは母音記号や音節末子音と呼ばれるもので、もう少し後でやります。

ここでは33子音のうち18子音出てきてます。

文字を学習するうえで発音はとても重要だと思う反面、RとL、BとVですらまともに使い分けられないコテコテの日本人である自分にとって、細かい発音の違いなどできるわけがない、と割り切って、

「その文字は日本語ではこのような発音」

程度で覚えていきたいと思います。

1段目

     ब               ह             ग           द            ज            ड

Bのバ行  ハ行  ガ行  ダ行  ザ行  ダ行

2段目

   प               र                क           त            च            ट

パ行  Rのラ行  カ行  タ行  カ行  タ行

3段目

  म            न                व                ल                स           य 

マ行  ナ行  Vのバ行  Lのラ行  サ行  ヤ行

 

カ行とタ行2つありますが間違いではありません。発音で違いはありますが、まずは覚えてしまいましょう。この子音と上のタッチパネルの左側にある母音記号を組み合わせて文字が完成するわけです。

 まあ、紹介はしましたがパッと出されて覚えられるわけないのは、自分自身が一番よくわかってます。まあ、こんな文字が子音だよって頭の片隅に置いておくだけで、とりあえずは良いと思います。

 次回は子音の残りを一緒に見ていきましょう。

  

文字(デーヴァナーガリー文字)を覚えよう(2)~母音~

  デーヴァナーガリー文字。この言葉自体覚えづらいんですが、中東から中央アジアにかけての文字って、暗号のようでとっつきにくいですよね。まあ、インド人にとってみれば、日本語はそのように見えると思いますが。毛嫌いせずに一緒に覚えましょう。
 母音(日本語ではあいうえお)は14文字ありますが、現代のヒンディー語では11字覚えればよいそうです。同様に子音は33字ありますが31字覚えればよいそうです。
 今回は母音を見ていきましょう。
अ        आ        इ        ई          उ         ऊ          ऋ         ए           ऐ         ओ          औ
ア      アー     イ      イー      ウ       ウー       リ        エー      アェ-     オー       アォ-

母音単体で使う場合はこんな感じです。
अ(ア)とआ(アー)とओ(オー)とऔ(アォー)は線の数や、点の数だけの違いなので、1回覚えてしまうとむしろ簡単です。デーヴァナーガリー文字は似たような形が多くて、次回出てくる子音のड(ダ)と母音のइ(イ)なんて似てますよね。文字覚えるのは丸暗記なのですが、これだけやっているとなかなか覚えられないので、こんな文字あったなと頭の片隅に置いておいて、単語を覚える際に同時に覚える方が、文字を覚えやすいような気がします。あくまで個人的な意見ですが。
例えば、「来る」の命令形である「来い」は“आओ”というのですが、今日出てきた2文字が使われていますね。では、「来い」は何というのか読んでみましょう。
「アーオー」
ですね。
さて、次回は子音の中でもよく使われると思われる文字を見ていきたいと思います。

文字(デーヴァナーガリー文字)を覚えよう(1)

 言語を覚えるにあたって、まずは単語を覚えなければ話になりません。でも単語を覚えるためにはやはりその国の文字を覚えた方が近道だと思うんです。まあ、これは先生の受け売りなんですけど。例えば、英語でアルファベットを覚えずに学習したらどうでしょうか?
「アイ ウォント トゥ ラーン ヒンディー」
“I want to learn Hindi.”
 どっちがしっくりきますか?
 前者だという方は外国語習得をあきらめた方が良いと思われます。少し強引ですが、言語習得には文字を習得した方がいいということで、ヒンディー語の公用文字であるデーヴァナーガリー文字を覚えましょう。こんな文字ですよ→हिंदी( hindi :意味ヒンディー語)、拒否反応出てきたのではないですか?
 といっている私ですが、未だによく間違えたり、忘れたりします。それは文字によって使う頻度が全然違うからです!
 ということで次回はデーヴァナーガリー文字の中でもよく使う文字を一緒にやっていきましょう。

 

序章~なぜヒンディー語?~

 北海道某競走馬育成場の場長です。業界全体の慢性的な人手不足により、数年前からインド人が急増しております。多分に漏れず、私たちの職場にも、2年前の9月2人のインド人が入ってきました。1人はアイルランドに8年もいたこともあり英語は堪能。もう1人は英語は片言ながら、英語をできる方が通訳してくれることで意思の疎通ができていました。時は流れ現在。インド人は6人に膨れ上がり、英語が堪能なのはいまだ最初に入った1人だけ。残り5人は日本語はもちろんのこと、英語も片言。6人もいるのでヒンディー語での意思疎通だけで生活可能。なにより日本語を覚える気がないんです。普段は片言の英語とジェスチャーでなんとかなるのですが、切迫した場面とかでは意思疎通ができず、イラつくこともしばしば。

旧宗主国が英国なのに英語できんのかい!」

とぼやきながら対策を考えていた時、

「自分がヒンディー語できるようになればいいんじゃん」

という結論に至りました。但し独学でできるような代物ではなく、かと言って近くに語学教室があるわけでもないので、5月からオンラインレッスン(もちろん有料)を受け始めました。最初の頃は必死にやっていたこともあり、

「1年後にはペラペラじゃね?」

という進歩を見せていましたが、仕事が忙しくなった9月以降、勉強は週1回のオンラインレッスンのみ。教わったことは進歩しても、違うことは忘却の彼方に。これではいかんということで、このブログを始めて自身の復習を行っていくことにしました。

 注意していただきたい点は、あくまで個人用なので、

間違っている箇所があるかもしれません。

転載や使用は自己責任でお願いします。

1日10分程度で書ける内容を毎日続けていきたいと思いますので、今日はこの辺で。